仮想Windows98環境へのMIDI導入

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VMware Player上のWindows98でUSB接続のMIDIインターフェースを使う方法をまとめます。

そもそも私はWindows95版のSinger Song Writer V3が無いとMIDIデータ作りを全くできない人なので、どうしてもWindows98環境が必要というのはご存じの方も多いかと思います。これまではWindows98に対応したPCパーツを調達してどうにかやりくりしていましたが、今後どんどん過去のパーツがなくなっていくことを考えると何かしら対策を打たなければと考えていました。

そこで、今回ふとした思いつきでVMware Playerを利用したらうまくいくのではないかと考え、重い腰を上げて調査を行なってみたという次第です。


検証に使用した環境はこちら。

ホストOS
 ⇒ WindowsXP Professional 32bit
ゲストOS
 ⇒ Windows98 Second Edition
OS仮想化プラットフォーム
 ⇒ VMware Player 4.0.5
MIDIインターフェイス
 ⇒ M-Audio MIDISport8x8s


上記構成でWindows98SE環境を作り、MIDIインターフェースをホストPCに接続します。するとドライバインストールなどのダイアログが立ち上がるかと思いますが、そちらはなにもせず閉じます。次に、ホストPCにつながったUSB機器をVMマシン側に直接認識させるため、VMware Playerのメニューの「仮想マシン」 ≫ 「取り外し可能デバイス」の順に辿ってホストPCに接続したMIDIインターフェースを直接VMマシンに接続すればOK。

以上により、仮想環境のWindows98側で外部MIDIインターフェースを認識させることができるようになります。あとは、ドライバを通常通りインストールしてWindows98を再起動すれば完了となります。

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VMware上のWindows98でM-Audio MIDISport8x8を使用してRoland SC-88Proを演奏させているところ

ただ、この方法について対応可能な機材とそうでない機材がありますので注意してください。私が確認したところ、DTM音源のRoland SC-D70、YAMAHA MU1000では接続はできるのもののドライバを当てることができませんでした。恐らくはVM経由になるとデバイスIDあたりを正常に認識できないのだと思われます。

また、ホストPCの性能が悪いせいかVM環境のセッティングの問題なのかは分かりませんが、MIDIの演奏が微妙にもたり気味になる現象があります。これはホストPCのCPUがそれほど速くない(Core2Duo E6700)のが原因かもしれないので、速いCPUを手に入れ次第再計測してみたいと思います。

以上が、仮想環境のWindows98に外部MIDIインターフェースを認識させるレポートでした。今後、情報が新たに入り次第記事を更新していきたいと思います。